2013年3月1日金曜日

火入れ

滞在している京都で、借りているアパートの近くになかなか品揃えが良さそうな酒屋さんを見つけました。そこは日本のワインもおいてあったりして、ちょっと気になります。
その中でも、冷蔵庫に入っているものに「本生ワイン」と表記があったので、気になって店主らしき男性に質問してみました。そうしたら、「日本のワインのほとんどのものは火入れしてるんですが、それは火入れせずに温度を下げて発酵を途中で止めてるんです」とのお答え…。

いやあ、正直びっくりしました。日本のワインって火入れしてるんですか!?日本酒の造り方と融合された点があるのでしょうか…。勉強不足でした。
まあ、発酵をとめたり雑菌を排除したりする目的だろうなあというのはわかります。ちらっとネットで見てみたら、ヨーロッパでは例えばフィルターを通すところを、日本では火入れするということみたいですね。
うーん、フランスでも葡萄が病気やカビにやられていた場合に一瞬高温にして殺菌する方法(flash pasteurisation)っていうのもありますが…(それはわりと最近の技術だと思います)。
まあ考えてみれば、国によっては木屑入れたり加水したりするのもOKなわけですしね。フランスでも「醸造技術」という名のもと、色々と手を加えるのは当たり前になってますし。

ちなみに、その「本生ワイン」は残糖があるらしいので今日はやめておきました。あまり甘いのよりは、どちらかというと辛口が欲しかったので…。
でも日本にも面白いワインがいっぱいあるみたいなので、試してみたいと思ってます。

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