2013年7月2日火曜日

今日のワイン : ヒトミワイナリー "San Soufre Rurale Dela Blanc" Exra Dry 2010

諸経緯で、Saké Tastingで知り合った日本酒インポーター「酔い心地」さんからテイスティング用に頂いた日本のワイン。
ヒトミワイナリーの「サン・スッフル・リュラル・ドラ・ブラン」2010年。
…と、こういうカタカナ表記で良いのでしょうか?
っていうか、これってフランス語……??

SO2無添加、白のスパークリング。「にごりワイン」ということで、細かい澱が入っています。スパークリングなので、開栓時にこの澱が上がってくるかな?と思ったけれど、そうでもない。瓶の上の方はわりと澄んでいました。
品種はデラウェア。フランスでは作らない品種なので、一緒に試飲していた店主や友達、一同びっくり。日本では結構使われているみたいですね。
ミュスカみたいにフローラルでフルーティな香りがいっぱい。口に含むと、南国フルーツ(マンゴーとかパイナップル)のような風味も感じられます。全体的にとてもフルーティでさわやか。「Extra Dry」と書いてあるけれど、ほんのりした甘みがあって、酸味の強いドライなフランスの白ワインよりもずっとやわらか。
瓶の最後、澱の部分を飲んだ店主が「澱も一緒に飲めて、味がまた変わるのが面白いね」と。そういえばこれ「にごり」なんだったー。だから、飲めるような澱なのは当たり前なのかも。(フランスの濾過していないワインの澱だと、酒石なんかが混じっていることが多いし、なるべく飲まないのですけれど。)その澱の部分は、海っぽい風味があったそうです。
また、店主は「なんとなく湿った気候な感じ」という感想ももらしていました。たしかに日本はフランスに比べ、ずっと湿気が多いですね。それに、ワイナリーは琵琶湖の近くらしいので、もしかしたらそれも関係あるかも?(しかし、私には全然そんなことまでわからない!さすが店主、すごいなーと感心してしまった…。)
店主は「面白いからお店に入れてもいいかな」なんて言っていたけど、うーーん、お値段が…日本の倍くらいになってしまうから、どうかなあ。

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