先日も飲んだラ・ソルガのワイン、今回のはカルカッソンヌ産らしいです。
「オービュニット」という名前のワイン。そしてこのラベル……。
このラベルに引いてしまって買わないという人が沢山いそうな気がします(-_-;)
なぜにこのようなラベルなのでしょうか?中世の雰囲気の残るカルカッソンヌだから??(いや、カルカッソンヌに行ったことないので知りませんが。)
ぶどう品種はカリニャンとオーブン(Aubun)というあまり聞いたことのない品種。(ちなみにオーバンAubinという白品種もあるらしいですが、別物。)オーブンの原産は南ローヌ地方のヴァントゥー山ふもと辺りらしいですが、風に弱く、あの地域のミストラル(北風)には耐えられないのでしょう、新しく植える人はいないらしいです。ラングドックの方でまだ栽培されているみたい。
抜栓してみたら、コルクがすでにヴァニラっぽい香り。だからブショネではないと思うのだけど、すごくそれに近いような木の香りがしました。樽熟成?(でも、通常、うちの店主は樽熟成の性質が突出しているものは好んで仕入れないはずなのに…?)ヴァニラのようなスパイシーなアロマにメロンみたいなフルーティさもあり、アルコール度は10,5と低く、口あたりもタンニンも軽め。この樽っぽさが気にならない人ならスイスイ飲めるはず(私は気になってしまった)。
なんとなく「???」が頭の中に渦巻くワインでした。どういうものか確かめるためにもう一本飲んでみたい…。
ちなみに、開けた日に飲み終わらなかったので、翌日少し残っていたのを飲んでみたら、樽っぽさが控えめになり、だいぶフルーティさとタンニンが前面に出て来てよかったです。カラフするべきだったかも。うーん、やっぱりもう一本飲んでみたい…。
7月26日 追記:最初にアップした写真の画像があまりにも悪かったので差しかえました。ついでに裏ラベルも追加。
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