2012年7月17日火曜日

今日のワイン:Les Vins Contés (Olivier Lemasson) "Le Puits" 2011 / La Sorga (Anthony Tortul) "La Sorga rouge" 2011

お天気がまったくさえず、気分もくさりがちな今夏のパリ。夏はどこへいった〜〜!?

…と言いつつも、晴れ間があればカフェのテラスも人でいっぱい。ちょっとくらい肌寒くても、やっぱり太陽を満喫したい!
久々にきれいな夕空がみられた先週末(あっ、そういえばパリ祭の日でした)、私も早速アペリティフの用意。こんな日にはさわやかな白!

…ということで、オリヴィエ・ルマソンの「ル・ピュイ」。
ロワール地域、トゥーレーヌのレ・ヴァン・コンテは、もともとはぶどうを買ってワインを造るネゴスでしたが、最近はオリヴィエ・ルマソンが自分の畑も持っています。
「ル・ピュイ」はソーヴィニヨン100%。ソーヴィニヨンというと、カシスの若芽のような(というか、私は個人的にあまり好きでないので「猫のオシッコのような」と言います)青くさい香りが特徴ですが、このワインにはそれを感じませんでした。むしろ白桃、洋梨、青リンゴのような果実の甘くさわやかな香り。でも口に含むと酸味がしっかりあって、きりっとしています。シンプルなワインで、本当にアペリティフにぴったりです。
美味しいので、ついつい飲むペースがあがってしまいました。

食事のときにもう一本。
アントニー・トルテュルがやっているネゴス、ラ・ソルガの赤。
彼はぶどうを買ってフランス南部のいろいろなところでワインを造っています。これはラングドックのピック・サン・ルー…らしいですが、アペラシオン(原産地統制呼称)はなく、ヴァン・ド・フランス(テーブル・ワイン)。
ぶどう品種はサンソー100%。

以前、お店でちょっと飲ませてもらったときは、ぶどうの濃い甘みが感じられ、「ちょっと甘すぎるなあ…?」という印象だったのですが、店主は「以前、テイスティングしたときはこうじゃなかった」と言っていたので、トライしてみることにしました。
たしかにすっきりしていてタンニンも軽くフルーティ、ミネラル感もあり、なんといってもSO2無添加のピュアなワイン。気に入りました! 

…で、調子にのって飲み過ぎましたぁ〜〜。翌日、久々にちょっぴり二日酔い☆
しばらくアペリティフ自粛です(?)。

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